(ブルームバーグ) - 米最高裁は、多数の州政府や地方自治体が、資格を持ったカウンセラーによる子供の性的指向や性自認の変更を禁じているのは憲法違反かどうかを検討することに同意した。
判事らは、批評家らが「転向療法」と呼ぶものを禁止するコロラド州の法律に対する異議申し立てを審理すると述べた。あるカウンセラーは、2019年の法律は彼女の言論の自由の権利を侵害していると主張している。
この訴訟は、最高裁が審理することに同意した文化戦争の衝突のリストに加わることになる。最高裁はすでに、トランスジェンダーの子どもに対する特定の医療行為を禁止するテネシー州法の審査を行っている。また4月には、LGBTQに配慮した書籍を教室で使用することに関する論争と、国内初の宗教系公立チャータースクール設立に向けた取り組みに関する訴訟を審理する予定だ。
全米の法律を追跡しているLGBTQ擁護団体ムーブメント・アドバンスメント・プロジェクトによると、28の州と100以上の他の管轄区域が、この論争の的となっている慣習を全面的または部分的に禁止している。最高裁は2023年にワシントン州の禁止に対する異議申し立てを却下した。
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