ワシントン・ポストが入手した暫定予算文書によると、米国保健福祉省はLGBTQの若者向けの全国988危機ライフラインを10月1日に廃止する予定だ。
2022年にバイデン・ハリス政権下で導入されたこのホットラインは、シスジェンダーや異性愛者に比べて自殺を試みる可能性が4倍高いこの層への対応について訓練を受けたカウンセラーと電話をかけてきた人を繋ぐ。
「自殺予防はリスクの問題であり、アイデンティティの問題ではない」と、LGBTQの若者に緊急危機支援を提供し、988番を経由した電話を受けるためにHHSと契約しているトレバー・プロジェクトのCEO、ジェイムズ・ブラック氏は述べた。
「988自殺・危機ライフラインのLGBTQ+若者向け専門サービスを終了することは、何百万人ものLGBTQ+の子供や若者からサービスへのアクセスを奪うだけでなく、彼らの命を危険にさらすことになります」と声明で述べた。「これらのプログラムは、我が国の若者の間で既に明らかで前例のない、そして現在も続くメンタルヘルス危機に対処するために、議会で超党派の強い支持を得て導入され、トランプ大統領自身によって法制化されました。」
「LGBTQ+の若者の皆さんに明確に伝えたいことがあります。このニュースは心を痛めるものですが、最終的なものではありません」とブラック氏は述べた。「連邦政府の資金配分がどう変化しても、トレバー・プロジェクトはこれまで通り、必要な人なら誰でも24時間365日いつでも利用できます。」
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