フランシスコ法王の後継候補と報じられている枢機卿の一人が、同性愛を「忌まわしい」と評した。
コンゴ共和国キンシャサの大司教フリドリン・アンボンゴ・ベスング枢機卿は、フランシスコ教皇が2023年に司祭による同性カップルの祝福を認める決定を下したことを受けて、アフリカとマダガスカルの司教会議シンポジウムの声明でこの発言をした。
「アフリカの神の教会家族において、この宣言は衝撃的な波紋を引き起こし、多くの信徒、奉献生活者、そして牧師たちの心に誤解と動揺を植え付け、強い反発を引き起こしました」と、アンボンゴ司教は2024年1月11日に署名した声明の中で述べている。「アフリカ司教協議会は、同性愛傾向のある人々は敬意と尊厳をもって扱われるべきであることを強調するとともに、同性間の結婚は神の意志に反するものであり、したがって教会の祝福を受けることはできないことを改めて強調します。」
この声明は、聖書の中で「同性愛を非難する箇所がいくつかある。特にレビ記18章22~23節では同性愛が明確に禁じられており、忌まわしいこととされている」と指摘している。
「これらの聖書的理由に加え、結婚と家族に関する自然法の価値観に深く根ざしたアフリカの文化的背景により、同性同士の結婚は文化的規範に反し、本質的に堕落していると見なされ、受け入れがさらに困難になっている」と文書には記されている。
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